信用取引とは頭金3割、残りはボーナス
信用取引とは何か。それは買い物にたとえれば「頭金3割、残りはボーナス払い」です。30%程度の最低保証金を払えば、残金の決済は6ヵ月後でいいのです。
それに対し現金一括払いの方式を現物取引といいます。買いだけでなく売りにも信用取引はあり、持っている人から株を借りて、それを担保に売ります。ただし、6ヵ月後にその株を買い戻して返さなければなりません。
信用取引はその名の通り、証券会社から信用されている人しか行えません。信用取引ができる銘柄も証券取引所が指定したものだけです。信用買いができるのが信用銘柄で、その中で信用売りも許されたものを貸借銘柄と呼びます。
最終的に決済するまでに、信用買いには信用取引金利(日歩)、信用売りには貸し株料というコストがかかります。